2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ロックと人格性Ⅲ

1. 孔子的に云うと、礼のない者は相手にしないでよいという。礼のない者は門前払いにせよとは、元を質していけば儒家的な物の考え方なのだ。即ち他者を排除する条件とは社会的礼の有無によるものとされる。礼という抽象的な大義名分を基準にしながら、他者の…

ロックと人格性Ⅱ

1. ロックにおいて、音楽の内容が人格のイメージに結び付くとは、どういう意味があるのだろうか。特にポピュラー音楽の場合、音楽と人格の統合したイメージによって、商品のパッケージが成立するというものであることが多い。80年に起きた象徴的事件として、…

ロックと人格性

今月の2日に、忌野清志郎の命日とhideの命日は奇しくも同じ日に重なったものだ。しかし清志郎の体現するロックと、hideの体現しているロックとでは、世代的に、同じ日本の土壌であっても、相当の開きがある。日本の初期的ロック形態と、その成熟的な形態と…

(X=)JAPAN精神分析Ⅱ

1.5月3日の夕暮れに東京ドームの中に入り、エックスのステージの巨大セットを眺めながら会場の全体を見渡し考えた。しかし彼らもよく、千葉の館山から出てきてここまで大きくなって出世したのだなと。デビューになる以前に、ヨシキは元気が出るテレビで紹介…

(X=)JAPAN精神分析

1. 今月の3日はよく晴れた初夏のいい日だったが東京ドームに行っていた。マイミクさんがまたライブに招待してくれたからだ。こんどはX-JAPANのライブである。御蔭で噂には聞くところのエックスのライブを初めて体験することができた。調度よい気温の心地よ…

ブックオフライフ

最近僕がブログを書くのにネタにしてる本というのは、BOOKOFFで拾ってくる本が多い。ブックオフは繁盛している模様だ。チェーン展開してる古本屋だが、うちの近所にも数軒ある。場合によっては探すために足を伸ばして遠くのブックオフにまで自転車で遠征する…