2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

The Shadow of No Man−音楽の終焉という到達点

The Shadow of No Man −Crime & the City Solution 80年代中期から後期にかけて、ロックというジャンルの内的進化形態として最終的な飽和に向かっていたのだと思う。幾つかの実験的なバンドは、実験音楽としてのロックをその前衛的な価値においてとことんま…

渋谷とBYGと僕らの歴史

そういえば九月最後の日曜日の夜にノザキが再婚したというのでパーティに行ってきた。渋谷の駅からマツバラ君と二人で六本木通りの大きな坂を夕刻の曇空を見やりながら上っていった。都内の動脈にあたる幹線道路で巨大なパイプラインだと歩きながら改めて感…

相撲と美学とシンボリズム

日本の相撲界の展開が最近慌しい。八百長がどうしたの外国人力士が大麻を吸ってどうしたの、かわいがりという名のリンチが監視対象になっただの、ロックミュージシャンに高飛車な態度を取ったのを怒られただの、ニュースをつけると相撲の話題に事欠かないよ…