LUCKY STRIKE

値段が300円シリーズのタバコの話なのだが。『LUCKY STRIKE』というのもとっても旨いバランスのよく取れた味だと思うな。いい煙草です。白いボックスの中央に赤い丸が描かれていて丸の中に「LUCKY STRIKE」と記されている。これは一説では第二次世界大戦で米国が日本を打ち破った事を記念してそのようなタイトルの煙草が売られたのだという。この説が本当なのかどうか疑ってる人もいるみたいだけれども(特に日本人には懐疑者が多い)、大体この説で正しいのではないかという気がしているのが僕の感触である。要するに日の丸の寓意である。元々の起源は反日的なものだったという。リメンバー・パールハーバーな意気が吹き込まれた銘柄なのね。しかし実際この煙草はすごくバランスが取れたフレーバーでよいとは思うな。結構癖になる煙草です。今もラッキーストライクを咥えながら僕はWEBに打ち込んでいます。

西早稲田のあかねのお客さんの某ジャン・リュック二世君は、夏休みにかけてヨーロッパ旅行をして帰ってきた。(まだ現役の日本の大学生なのだが)パリにも一月近く滞在したらしいのだが、フランスでは消費税の高さという事情があって(日本よりも遥かに比べ物にならない位に消費税率は高い)、例えばマルボロの一箱を買うのに千円近くもするそうだ。(800円くらいだったかな?)日本で300円に値上がったくらいでこちらの国の民はひぃひぃ言ってるのに。ちょっと我々には信じがたい価格だが、その代わりにフランス国民の慣習としては、先にも紹介した巻き煙草を吸うというのが一般的に定着しているのだ。要するに巻き煙草で済ましている人達には煙草の購入は比較的割安で容易なのだが、その代わりに銘柄の入ったブランド煙草の購入というのは相当に敷居が高いのだ。ちょっと極端なフランスのお国事情という気もするのですが…。