2007-10-18から1日間の記事一覧

『デスプルーフ』で、身体は脳に勝利したのか?

映画『デスプルーフ』は、存在に対して過剰な身体化を働きかける映画である。この作品において、何故登場人物がかくも身体化に、形象化として彫を入れ刻みを入れる身体のエロスに取り憑かれているのだろう。一つには、登場人物、それは女性の登場人物それぞ…

映画を巡る脳と身体の闘い

『グラインドハウス』というタイトルで、本来二本立て用の上映として設定されていた『デスプルーフ』と『プラネットテラー』の二本の映画には、結局どのようなテーマが共有されていたのだろうか。一つ明らかなのは、グラインドハウスという場所の性質として…