そろそろ次のお題へ

サイトのほうでは「帝国論」を書いていたつもりなのだが、なんだか長丁場になってきたので、この辺で一区切りつけてみようかという気になった。最終的にはアーレントの「革命について」の本にも本当は焦点を合わせたかった。しばらくたってから後ほどに帝国論の補遺を書くつもりなので、だからそのときに改めてアーレントの設定した問題に焦点を合わせて総括的に論じれればいいとは思っている。去年の11月頃から一連の論考を書き始めた。それはこんな構成だ。1)NAM論、2)2ch論、3)帝国論、であった。そしてここまで書いてきたものとは、全体的なテーマとしては「主体性論と自由論」ということで論じれてきたように当てはまると思うのだ。日本の現代的な思想−ロジックの展開の中で、このテーマは構造論的なロジックの変遷として捉えなおすことができるはずだ。次に書くべきテーマは、この展開を総括すべく装置としての概念を忍ばせたものにしたい。今まで書いてきた3個のテーマについても後からまた、補遺を加えます。そしてとりあえず次のお題は「ベルグソニズム」です。