2007-07-27から1日間の記事一覧

サドによって文学的表出とされたキリスト教的構造の限界点

昨夜は、ラカンのセミナール『精神分析の倫理』の下巻にある15章の「侵犯の享楽」という、サドに関する論考を読んでいた。まずラカンは「享楽のパラドックス」が存在することを示している。享楽は法の次元の周辺に呼び寄せられている。それが享楽として想像…