2007-07-25から1日間の記事一覧

敗北の文学の敗北、という結果をどう認識すべきなのか?

宮本顕治の『敗北の文学』を読んでいて面白いと思ったのは、既にこの論文において「自己否定」という言い方が出てきているところである。この物言いが、どの辺りに起源のあるものなのかは、宮本顕治以前のプロレタリア文学の草創期過程を振り返られなければ…