2006-08-19から1日間の記事一覧

デレク・ジャーマンの『BLUE』

1. 90年代、イギリス人映画監督のデレク・ジャーマンは身体をエイズに冒されていた。余命幾ばくもないということを自ら悟りながら、最後に数本の映画を撮っていた。93年に二本の作品を完成させる。それは『ウィトゲンシュタイン』と『BLUE』である。プロデュ…